2014年11月16日日曜日

Raspberry PI: MacとSSH接続

前回の投稿で、Raspberry PIをインストールし、HDMIディスプレイにデスクトップ環境が表示されるところまで進めました。

今回は、SSH接続にチャレンジです。SSH接続により、ケーブル・キーボード・マウスレス環境にします。

Raspberry PIのNOOBSにはsshが入っているようなので、基本的には以下だけで繋がるところまでは行きました。

  1. Raspberry PIに固定アドレスを割り振る
  2. PCと有線LAN接続(ハブなし、ストレート)
  3. ssh pi@xxx.xxx.xxx.xxx
これだけです。
が。
問題は、有線LANを接続していると、PCのネットワークパケットがすべて有線側に流れてしまうことです。無線LANより有線LANを優先して使うからと思われます。

つまり、Raspberry PIと有線接続していると、無線LAN側で繋がったインターネット接続は使われなくなり、Webで調べ物したり出来なくなります。

これではあまりにも不便・・・
とりあえずはインターネット共有を使ってしのぎます。
システム環境設定>共有から、インターネット共有を選択します。
  • 共有する接続経路:WiFi
  • 相手のコンピュータ外傷するポート:Ethernet


MacOSXのインターネット共有は、DHCP機能も含まれているらしく、Raspberry PI側はデフォルトのDHCPのままでいいです。
私の環境では、IPアドレスとして192.168.2.2が割り当てられていました。

ただ、これですと、本当にLANに有線接続したいときに困るわけです。
Subnet変えるとかして分けてあげればいいのでしょうが、今回は手っ取り早くこれです。

ここまで来れば問題ありません。ssh -X pi@192.168.2.2 で、ssh接続が出来るようになります。

ん?ssh -X?-Xってなに?って人。Xserverをssh接続元に持ってくるオプションです。
ssh接続後、lxsessionと打ち込むことで、こんな風になってしまいます。



Mac上に、Raspberry PIのデスクトップが表示されているのがわかると思います。
(RasPi側の)デスクトップのアイコンは触れませんが、下部のタスクバー部分のボタンは触れました。

MacOSXは昔は標準でXserver機能がありましたが、今(Marverix以降?)は入ってないので、XQuartzからダウンロード、インストールしておきます。
今は入っていない・・・というより、オープンソース化しちゃったみたいですけど。

デスクトップを使うかはおいといて、これでHDMIをつながなくても(モニタがなくても)開発やら実験が出来る環境になりました。

ということで、今日はここまで。

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