2011年8月26日金曜日

書評、とは 程遠い、読書感想文。「ご先祖様はどちら様」




だれでも、「自分の祖先はどんなひとなんだろう?」と考えることはあると思います。
この本の著者は、まさに自分の祖先を、調べて、その祖先の住んでいた場所を辿って、訪ねていきます。
辿ると言っても、そんなに難しいことをするわけではなく、やる気さえあれば誰でもできそうなことです。

考えてみれば、自分の一代前(両親)、二代前(祖父母)・・・と辿っていくと、 一代さかのぼるごとに自分の祖先が2のべき乗で増えていきます。32代前の祖先の人数は、2の32乗で、4億人を超えます。(32bit 笑)

4億人・・・って、今の日本の人口なんかとっくに超えてる、、、しかも、32代前って、1代20歳と仮定すると、たった640年前、西暦1370年・・・室町時代入ったぐらいの時期。
結構最近!?いや、つーか、この時代、日本の人口4億人もいないでしょ。世界人口でも足りるかなぁ・・・

つまり、どっかで家系が混ざってるわけで、ということは、島国で暮らす日本人なんか、ほとんど親戚、って考えられるなと。
小学生の頃、「オレの先祖は木曾義仲(※)だ」って言っているヤツいたけど、いやいや、辿ればだれだって、たいていの偉人につながってるぞ、ということになるのが自然です。
(※)まぁ、わりとマイナーっちゃーマイナーな祖先ですが

そんな家系を、この本の著者はずっと辿っていきます。
どうやって家系を辿るのか、辿ったのか、名前や家紋にどういう意味があるのか、などなど、とても楽しく読める本です。

ちなみにこないだたまたま知ったんですが、私は安倍晴明と遠縁になるらしいです。安倍晴明を辿ると(やはりというか)孝元天皇という天皇までさかのぼるみたい。

つまり先祖は天皇で、親戚は陰陽師www(←いい居酒屋トークのネタができた)

0 件のコメント:

コメントを投稿